1949-12-01 第6回国会 衆議院 労働委員会 第4号
板橋の明星寮なんかでは食拔きというのが二十九世帯、六十九％そうして二十七世帯六十二％の人が、明らかに病名のついた病人をかかえているというような状態になつている。こういうところに落ちて、これが非常にふえている。しかも、そういうところに行つて、どうにもならぬということで、自殺、心中というようなことが、今年になつて非常にふえている。
板橋の明星寮なんかでは食拔きというのが二十九世帯、六十九％そうして二十七世帯六十二％の人が、明らかに病名のついた病人をかかえているというような状態になつている。こういうところに落ちて、これが非常にふえている。しかも、そういうところに行つて、どうにもならぬということで、自殺、心中というようなことが、今年になつて非常にふえている。
薄明るくなると同時に山へ駈け登つて石割の作業に從事するのでありますが、実際に俘虜が、ノルマに決つた食物、当時の晝飯一食拔くことは現在における晝飯一食拔くことではなかつたのであります。三日ぐらいに相当すると、私は現在でも思つております。あとにも先にも補充のつかない四百グラムのパン、それの絶食になるのが恐さに皆が血みどろになつて働いたのであります。